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2 オルヴィエート&チヴィタ・ディ・バニョレッジョ

オルヴィエートふたたび。
でっかいバックパックはローマに置いて、1泊だけ小旅行ちっくに行ってきました。

以前行ったときのことはこの記事で書いたりもしてますね☆

本当にオルヴィエートは美しいところです。
ドゥオモがまずきれい!!
けど前見たときは修復が終わったばっかりで・・前よりちょっと黒ずんだ気もしますが笑。
日暮れ前、ピンクに染まるドゥオモ。
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ここは、とある路地。
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このベティーちゃんのいるお店の中は本当に夢のような世界でした☆
おもちゃがいっぱい。おそらく貴重なものばかり。
お店のおっちゃんの動作ひとつ(ボタン?)で一斉に動き出したりする!
日本のテレビも取材に来たことがあるらしい~。
到底買える品物ではないけれど(果たして売ってるのかさえ不明なまま笑)
行ってみる価値ありです♪♪(Via del duomoから入る路地だったような・・)

↓↓↓



チヴィタ・ディ・バニョレッジョにも行きました!
天空の城ラピュタを彷彿とさせる・・ってよく言われるけど、それは言い過ぎと思う!笑

でも霧の中にぽっかりと浮かぶその姿は・・圧巻でした。
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ここまで自力で行くのはなかなか大変かもです。

朝オルヴィエートのホテルを早々とチェックアウトして、フニコラーレ(ロープウェイ)の駅に。
まだ発車まで時間があったので、下界を見下ろしてみたり笑。
霧がまだ出てる。というかそういえばちょっと雨降ってました・・。
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そしてフニコラーレで鉄道駅のある下に降り、そこからバスでバニョレッジョへ。
バスの時間帯は、通学時間帯に合わせているようで、
午前中は朝早くを逃すとお昼までなかったりします。
学校のない期間(scolasticoなんちゃらみたいに書いてる)は
便も減るので、行かれる際は鉄道駅などでチェックを!

バニョレッジョまでは途中何か所か経由するようで、40分くらい乗っていました。
霧も濃くなってくる山の中。
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そしてバニョレッジョで降ります。
割りにちゃんと機能してそうなまち!!
そこから、あのチヴィタまでどう行くかというと、歩きます。
でも後でわかったんですが、バスもあるみたい~。
時刻表をばっちり撮りました。いつまでこのままの時刻かはわかりませんが、
これから行く人の何かの参考になればいいなー。(写真クリックすると拡大できます!)
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でも歩いても20~25分くらいかな?意外に近くてよかった!
バス停からどう行くかは、そのへんの人に聞くと教えてくれます・・が、
Corso Cavourをまっすぐ行きます~(名前は曖昧ですがCorso+ありがちな名前だった笑)
したらこんな看板。
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矢印に従って引き続きまっすぐ。したらまたこんな看板があって右に曲がります。
今気づいたけどまっすぐ行ったら展望できるとこ(Belvedere)に行けたのか・・もう遅いけど笑。
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上の看板、Civitaの下にil paese che muoreって書いてあるのがおわかりになりますでしょうか。
これ「死に行く町」という意味だそうです。
数家族しか住んでいないそうだし、確かにそうなのかも・・
だけど、こう標識に明言されるって、なんか、せつないな。

そしてしばらく歩いたら・・
上のほうに写真を載せた天空のまちチヴィタが向こうのほうに見えてくるはずです。
この日は霧がすごくて、向かうときは何も見えなかった・・。
上の写真は帰りぎわに撮ったものです☆

何も見えないし、ほんとにチヴィタはあるのか、
もしかして気づかず通り過ぎていっちゃったらどうしよう、
などと不安を感じながら歩いてました。

けれどネットとかで見たことのある細い橋が視界に入ってきて安心しました・・。
その橋を歩いていきます。

まだチヴィタはよく見えない・・。
前にいるおじさんが霧の中に消えていきそうな、そんな幻想的な光景でした。
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それでもしばらく登ると着くわけです(^^)
中はほんとに小さな集落。10分あれば余裕で歩ききれちゃいます。
だんだん霧も晴れてきて・・。B&B、レストランなどもありました!
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朝、人々が活動を始める時間を垣間見ることができました。
でも人が少ないので、静か。
短い時間だったけど、来てよかったー!!
満ち足りた気持ちで帰ろうとしたら・・

ざわざわ。

日本人の団体客の人がやってきました。

こんなところにも来るんだー、すごいなぁと一瞬思ったけど
こんな朝の静かなところで大騒ぎしてる人たちに
げんなりしちゃいました・・。

人が住んでるところなんだよー。
なんでもっと気を遣えないのだろう・・。
悲しくなってしまいました。

そして注意しない添乗員さん・・。
情けない・・・・。

複雑な気持ちでチヴィタを後にしました。

そして歩きながら考えてたこと。

あの人たちには「見させてもらってる」という感覚がないんだろうなぁ。
(単にマナーがなってないだけかなとも思う。)
旅にはいつも以上に謙虚さが必要だと思うのですよ。
でも、まー、観光地の人々なんかは、なりふりかまわない旅行者には
慣れちゃって多少のことは何とも思わないかもしれませんけど・・。

かく言うわたしも危ういところはいっぱいあります。
人の家の扉とか窓をかわいいからって勝手に撮るのはどうなのって思うし・・。
でも最低限、誰かに不快な思いはさせない、って当たり前なことは思って旅してます!
たまに人を撮ってる写真とかも望遠で写してたりだし・・笑。

気づかないうちに旅してる場所の人々に迷惑かけてたりとか、いやだなぁ。
ってことで、その行動どうなの!て思うことがあったらどしどしご指摘ください☆

そんなこんなで改めて考えさせられたチヴィタでした。

バニョレッジョのまちに戻り再びオルヴィエートへ。
帰りは行きとどうやらルートが違うようでした。
時間もかかったし、朝は霧で景色あんまりわかんなかったけど走ってる場所は違う気しました!
乗客はわたし1人。
運転手さんも景色きれいでしょ?と話しかけてくれたりする。
写真じゃ悲しいくらいまったく伝わらないけど、ブドウ畑が黄色に染まっててとってもきれいでした☆
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羊~♪
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景色のよいところをバスでのんびり行くのは大好きです。
トスカーナ州と、ここウンブリア州はバスの旅がほんとお勧めでーす!


さて、これでオルヴィエートへの小旅行はおしまいです。

ローマへ戻って1泊し、ナポリに向かったのでした☆
by girlie0915 | 2008-12-18 00:39 | 2008年秋 イタリア&クロアチア
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